ご 挨 拶
2015年度 第41代部会長 神田 俊介
(所属LOM;一般社団法人 東大阪青年会議所)
『共創』 ~チャレンジから始まる日本のものづくり~
ものづくり産業は、国内雇用や貿易立国日本を支えてきた我が国の基幹産業であり、我が国躍進の大きな原動力となりました。しかしバブル崩壊後我が国のものづくり産業の取り巻く環境が大きく変わり、グローバル化の流れから企業の海外移転が進みましたが、過度な円高の是正や一部の新興国における人件費上昇等を契機に、国内でのものづくりを再評価する動きが起こっています。そして一部の大手企業の国内への再投資が進む今、国内製造業にとって大いにチャンスがあるのではないでしょうか。またアベノミクスに端を発する成長戦略により設備投資の推進を強化する流れと共にさまざまな分野でリーマンショック以前の業績の回復が見られます。しかしながら円安から起こる原材料費の高騰や海外生産のメリットを生かせず方向転換を余儀なくされるなど、同じ製造業であっても一部の業種では困難な状況であるのもまた事実です。 目まぐるしく変化するこのような状況では、情報収集が欠かせません。金属加工業、鋼材、機械設備やそれにかかわる産業に携わる経営者が集まり情報交換を活発に行う私たちの部会が今こそその役割を果たす絶好の機会だと考えます。そこで、昨年度は、過去を学び、現在を理解し、未来を拓く「日本の製造業の進むべき道」をスローガンに活動してまいりました。その流れを引き継ぎ本年度は、その先にある道を見つけられ邁進している企業の視察を行います。すべての企業にとって目まぐるしく状況が変化するこの時代では、立ち止まらず挑戦し続けることしか道はないと思います。新しいフィールドにくり出すとき、また大きな決断をするとき、まず初めにすることは情報収集です。長きに渡り会社を運営される中で、流れゆく時代の中、事業形態を変え挑戦し続けている企業を実際に見に行くことが1番の近道です。その企業が変化する時代をどう捉え、様々な出会いやめぐり合わせなど数ある選択肢の中、なぜ立ち止まらずその道に進むことを決断したのか。何事もチャレンジすることから始まるのです。そのチャレンジ精神を学び日本のものづくりを始めましょう。
日本青年会議所鉄鋼機械工業部会は、昨年40周年を迎え41回目の新たな船出を迎えます。この年だからこそ今一度原点に立ち返り、ご参加いただいたすべての方々と社業の近況や新たなチャレンジ、情熱や成功例などを部会の仲間と分かち合うことで、自身もまた新たな気づきを得ることが出来る情報交換が活発な部会を共創し、この部会の役割と価値を、来たる50周年、60周年へ向けてさらに発展させていく礎となる一年にしたいと考えております。
私たちの部会は、100%JCメンバーで構成され、多方面からなる製造業の経営者が集まる場です。現役メンバーは、所属LOMの名の下で参加すると共に各自の経営する会社を代表してこの場に来ているという自覚をもって、部会参加の意義を学びましょう。そして自ら率先して発信して行き諸先輩方と大いに交流を図ることにより自己の成長と、各々の社業の発展に寄与できる地区大会を共に創り上げましょう。
現役会員の拡充のために、情報発信ツールを活用して部会活動の情報発信に努めます。また各地区においてメンバー同士のコミュニケーションを深め参加しやすい地区大会設営を行います。同じ志を持ったJCメンバーであり、また同じ製造業に携わる仲間だからこそ分かち合えるものがあります。活気あふれる仲間づくりこそ会員拡大の原点だと考えます。互いに切磋琢磨し合える部会ならではの友情の輪をさらに全国各地へと広げて行きましょう。
私は、入会後8年間この部会活動を通じた経験により大いに学び成長させていただきました。この経験を活かし、また次年度へと繋ぐ襷をこれまで培ってこられたすべての先輩方の連綿たる想いと40年の歴史に恥じぬよう、1年間鋭意努力し次へ繋いでまいります。
■2015年度部会基本方針
1.チャレンジ精神を学ぶ事業の企画・実施
2.部会員の親睦・情報交換
3.部会現役会員の拡大
4.OB会との連携
事業紹介
月日 | 事業名称 | 場所 | 事業内容 |
1月23日(金) | 鉄人OB会懇親会 | 大 阪 | OB会主催事業 |
1月24日(土) | 通常総会 | 京 都 | 常任委員会 |
2014年度事業報告 | |||
2014年度決算報告の承認 | |||
2015年度事業方針案・事業計画 | |||
案・収支予算案・役員案の承認 | |||
2月 6日(金) | 常任委員会 | 大 阪 | 常任委員会 |
3月6日(金) | 北海道・東北地区大会 | 網 走 | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
5月22日(金) | 東海・北陸信越地区大会 | 静 岡 | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
6月19日(金) | 常任委員会 | 群 馬 | 常任委員会 |
7月18日(土) ~19日(日) | ブース出展 | 横 浜 | (公社)日本青年会議所 サマーコンファレンス会場 |
8月7日(金) | 家族会・関東地区大会 | 東 京 | 家族懇親会 |
9月4日(金) | 九州・中国・四国・沖縄地区大会 秋季総会 | 福 岡 | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
11月13日(金) | 近畿地区大会 卒業式例会 | 大 津 | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
卒業式 | |||
11月27日(金) | 常任委員会 | 東 京 | 新旧合同常任委員会 |
2015年度役員
部会長 | 神田 俊介 | (一社)東大阪青年会議所 |
直前部会長 | 大久保 龍司 | (公社)金沢青年会議所 |
監事 | 木村 健一郎 | (一社)美濃加茂青年会議所 |
監事 | 田中 君枝 | (一社)ひたちなか青年会議所 |
副部会長 | 石垣 直樹 | (一社)網走青年会議所 |
副部会長 | 野満 泰介 | (一社)北九州青年会議所 |
副部会長 | 松本 慎悟 | (一社)富岡青年会議所 |
副部会長 | 若松 耕三 | (一社)大阪青年会議所 |
常任委員 | 井上 泰輝 | (一社)鹿沼青年会議所 |
常任委員 | 北林 幸之助 | (一社)堺高石青年会議所 |
常任委員 | 杉山 健 | (一社)浜名湖青年会議所 |
常任委員 | 鈴木 靖弘 | (公社)仙台青年会議所 |
常任委員 | 高橋 亨 | (公社)周南青年会議所 |
運営専務 | 桑田 裕男 | (公社)倉敷青年会議所 |
財政委員 | 中川 知子 | (一社)大阪青年会議所 |
運営幹事 | 森井 鉱文 | (一社)東大阪青年会議所 |
顧問 | 鈴木 聡 | (公社)富山青年会議所OB |
顧問 | 平田 武 | (公社)東京青年会議所OB |
顧問 | 島村 益彬 | (公社)東京青年会議所OB |
顧問 | 日高 正志 | (公社)金沢青年会議所OB |
顧問 | 肥田 彰吾 | (一社)美濃加茂青年会議所OB |
顧問 | 能勢 孝一 | (一社)大阪青年会議所OB |
顧問 | 梅山 好政 | (公社)周南青年会議所OB |
顧問 | 原田 英行 | (公社)東京青年会議所OB |
顧問 | 宮森 恒成 | (公社)金沢青年会議所OB |
顧問 | 弘中 大久 | (公社)周南青年会議所OB |