ご 挨 拶
第48代部会長 小林 仁久
(所属LOM 一般社団法人富岡青年会議所)
(所属LOM 一般社団法人富岡青年会議所)
つながりから生むものづくりの未来
一昨年の新型コロナウィルスの出現により世界中が混乱に陥っております。日本の製造業も例外ではなく、コロナ禍の影響での情報の不足、混乱により生産計画の先行きが不透明となり多くの生産活動に支障がでております。さらに以前よりあった問題として市場のシ ェアを海外に奪われ、製品の低価格化による価格競争で疲弊する企業も多く、現在日本の製造業は全体的に売上高、営業利益が依然として減少傾向にあり、さらに今後数年の見通しも減少傾向にあります。しかしながら半導体関係や自動車関係といった一部においては生産が追い付かないほど好調な業種もあり、市場環境の二極化が顕著になってきております。その中で最近では半導体不足や世界的な物流の停滞による金属材料の供給不安定や価格高騰をはじめ、多くの問題が加わり、事業を運営していくことが難しくなっている企業も多くございます。さらに先を見つめると後継者の不足の問題もございます。現在、中小企業の約6割が後継者不在という状況になっており、後継者がいても育成が十分に出来ていないという企業も少なくありません。このままでは多くの企業の運営が立ちいかなくなり、日本の製造業の持ち味である精密な技術や伝統を継承していくことが困難になり日本のものづくりは衰退していくでしょう。この状況を改善するにはどうすればよいのか。まず第一に挙げられるのがより正確な情報を察知し、これから先どういった需要が増え、そこに対応していくのかを考えることが必要となります。次に後継者の育成です。こちらも様々な技術や能力を持つ企業の情報を広く発信することで、企業同士のマッチングや雇用につながり、企業の継続や技術の継承の一助にできると考えます。そして金属材料の供給不安定や価格高騰の問題に対してメーカー企業が柔軟に対応していただけるよう働きかけることでサプライヤーが持っている技術を十分に発揮できるようになり、製造業の後継者が意欲を持って事業を継承していけるような状況を作り出すことが必要です。
本年度、日本青年会議所鉄鋼機械工業部会ではこの情報が混乱している状況の中で部会、ひいては青年会議所の強みであります多くの“ひとのつながり”を最大限に活用し、幅広いネットワークの中で確かな情報を共有できる機会を定期的に作ることで今後の生産活動がより良くなるよう努めます。また、この先どのように事業改善を行っていけばより日本の製造業が持つ素晴らしい技術を発揮できるのかを学ぶ機会を提供いたします。そして多くの企業が事業の継続や技術を継承していけるよう、部会員の企業、さらにその関連の企業も含め多くの企業が持つ技術や特色をSNS 等を用い発信することで企業同士のマッチングや雇用につながる事業を展開してまいります。
私は青年会議所に入会し約8年、鉄鋼機械工業部会に入会して6年、その中で素晴らしい “ひとのつながり”をつくることができました。このつながりを大事にし、伝統ある鉄鋼機械工業部会をさらに盛り上げ、楽しく有意義なものにするべく努力していく所存です。
結びとなりますが今後とも皆様には変わらぬご指導ご鞭撻をお願いすると共に、鉄鋼機械工業部会がさらに発展できるようご協力をお願い申し上げまして所信といたします。
〈鉄鋼・機械・加工業に関連するJCメンバーの皆様へ〉 まずはお気軽にお問い合わせください。産業の根幹であるものづくりに情熱を燃やす志し高きOB・現役会員がたくさんいます。この部会での出会いがJCライフをより充実したものにしてくれるでしょう。
オブザーバー参加大歓迎!です。
まずは行動してみませんか。
■2022年度基本方針
- つながりから情報を共有し共に成長する
- 部会員の関係を強化する
- OB と現役メンバーの関係を強化する
- 部会員の仲間を増やす
- 総会の実施
- 企業視察の実施、地区大会の企画運営
- 定期的な情報交換・情報共有の機会の設置
- 4部会員拡大のための企画・実施
- 業種別部会連絡会議との連携
月日 | 事業名称 | 場所 | 事業内容 |
12月16日(木) | 新旧引継会議 | ZOOM | 2022年度通常総会審議 |
2021年度事業報告・決算報告の協議 | |||
2022年度事業方針案・事業計画案収支予算案・役員案の協議 | |||
1月22日(土) | 通常総会 | ハイアットリージェンシー京都 | 第1回常任委員会 |
2021年度事業報告・決算報告の審議 | |||
2022年度事業方針案・事業計画案収支予算案・役員案の審議 | |||
3月 近畿・四国・九州・沖縄地区大会協議 | |||
2月4日(金) | 常任委員会 | 大阪 | 第2回常任委員会 |
3月 近畿・四国・九州・沖縄地区大会審議 | |||
5月 北海道・東北地区大会協議 | |||
3月25日(金) | 近畿・四国・九州・沖縄地区大会 | 近畿・四国・九州・沖縄地区 | 視察・研修事業 |
第3回常任委員会 | |||
5月 北海道・東北区大会審議 | |||
8月 家族会協議 | |||
7月サマーコンファレンスブース出展討議 | |||
5月13日(金) | 北海道・東北地区大会 | 北海道・東北地区 | 視察・研修事業 |
第4回 常任委員会 | |||
8月 家族会審議 | |||
7月サマーコンファレンスブース出展協議 | |||
6月17日(金) | 常任委員会 | 東京 | 第5回常任委員会 |
7月サマーコンファレンスブース出展審議 | |||
9月南関東・東海・北陸区大会[秋季総会]討議 | |||
11月北関東・甲信越地区大会[卒業式]討議 | |||
7月16日・17日(土日) | サマーコンファレンス ブース出展 | 横 浜 | サマーコンファレンスブース出展 |
9月 北海道・東北地区大会[秋季総会]内容精査 | |||
11月 北関東・甲信越地区大会[卒業式]内容精査 | |||
2023年度部会長候補者選任討議 | |||
8月6日(土) | 家族会 | 大阪 | 第6回常任委員会 |
9月 北海道・東北地区大会[秋季総会]審議 | |||
11月 北関東・甲信越地区大会[卒業式] 協議 | |||
次年度部会長候補者 面談 | |||
卒業式 内容検討会 | |||
9月9日(金) | 南関東・東海・北陸地区大会[秋季総会] | 南関東・北陸地区 | 視察・研修事業 |
第7回常任委員会 | |||
2023年度部会長選出 | |||
11月 北関東・甲信越地区大会[卒業式] 審議 | |||
11月18日(金) | 北関東・甲信越地区大会[卒業式] | 北関東・甲信越地区 | 卒業式 |
第8回常任委員会 | |||
2023年度通常総会 協議 | |||
2023年度 3月地区大会 討議 | |||
12月9日(金) | 新旧引継会議 | 東京 | 第9回常任委員会 |
2023年度 1月 通常総会審議 【京都会議】 | |||
2022年度事業報告・決算報告の協議 | |||
2023年度事業方針案・事業計画案収支予算案・役員案の協議 | |||
2023年度 3月地区大会 協議 |
2022年度 役員・スタッフ名簿
部会長 | 小林 仁久 | (一社)富岡青年会議所 |
直前部会長 | 中島 治保 | (一社)浜名湖青年会議所 |
監事 | 高橋 亨 | (公社)周南青年会議所 |
監事 | 杉山 健 | (一社)浜名湖青年会議所 |
副部会長 | 西尾 啓示 | (一社)浜名湖青年会議所 |
副部会長 | 山本 義継 | (一社)大阪青年会議所 |
副部会長 | 井上 泰輝 | (一社)鹿沼青年会議所 |
副部会長 | 新井 亮 | (一社)駒ヶ根青年会議所 |
運営専務 | 松本 斎大 | (一社)東大阪青年会議所 |
常任委員 | 石川 祥 | (一社)北九州青年会議所 |
常任委員 | 古川 良太 | (一社)東大阪青年会議所 |
常任委員 | ⼭本 晃⼤ | (一社)大阪青年会議所 |
常任委員 | 水尾 有也 | (一社)寒川青年会議所 |
常任委員 | 小林 大介 | (一社)鹿沼青年会議所 |
常任委員 | 久松 孝之 | (公社)前橋青年会議所 |
常任委員 | 丹羽 律人 | (公社)桐生青年会議所 |
常任委員 | 浅井 佑介 | (公社)安中青年会議所 |
顧問 | 原田 英行 | (公社)東京青年会議所OB |
顧問 | 弘中 大久 | (公社)周南青年会議所OB |
顧問 | 大久保 龍司 | (公社)金沢青年会議所OB |
顧問 | 神田 俊介 | (一社)東大阪青年会議所OB |
顧問 | 野満 泰介 | (一社)北九州青年会議所OB |
顧問 | 田中 君江 | (一社)神戸青年会議所OB |
顧問 | 島田 秀樹 | ((一社)東大阪青年会議所OB |
顧問 | 岡野 武治 | (一社)北九州青年会議所OB |