ご 挨 拶
2017年度 第43代部会長 石垣直樹
(所属LOM; 一般社団法人 網走青年会議所)
『ものづくりから始まる日本再興』 〜次世代の日本を支える自覚と誇りを〜
日本の基幹産業である「ものづくり産業」は、時代の変遷において様々に形態を変化させ社会環境へ順応し現在にいたるまで、国力の基礎として人々の営みを支えてまいりました。現在はグローバル化により、生産拠点の海外シフト化、海外向け製品の生産高向上など海外との共存により日本国内の経済を支えているのが現状であります。しかし今、アメリカ大統領選挙の結果を受け世界はグローバリーゼーションの流れが逆転し、ローカリゼーションの流れへと変わりつつあります。このような世界的な情勢の中、現在の日本国内においては、少子高齢化により労働供給が下押しされておりますが、企業収益は改善傾向にあり景気の穏やかな回復により労働需要が増加していることから、人手不足感がより一層高まっております。また、2040年には極点社会が到来し多くの地方都市が無くなると言われており、人口減少による働き手の減少は経済規模の縮小を意味し、それらに伴う企業淘汰が自然と進んでまいります。さらに、IOT技術のインテリジェント化は急激なスピードで発展を続け、2045年には技術開発の進化の主役は人間からコンピューターに移る技術的特異点(シンギュラリティ)に達すると言われ、ビックデータ、ロボット、人工知能の進化による各産業形態における技術革新により、多くの職種が失われる可能性があるのです。日本を支える自覚と誇りを育もう
創立以来43年に渡りものづくり産業を生業とする鉄鋼機械工業部会のメンバーは、先行きの見えない混沌とした国際情勢及び、縮小しつつある経済を打破し、部会の活動を通じそれぞれの地域を発展させ次世代の日本を支えていかなければなりません。そのために私たちは、先進的な技術を学びより多くの見識を広げることで時代の波を追い越し、新時代の先駆けとなることで日本を支える自覚と誇りを持ち、各々の地域再興を図ることで、日本の再興へと歩みを進めてまいりましょう。
部会員間の関係を強化しよう
全国各地の青年会議所より鉄鋼機械工業部会へ参加されている部会員間の関係強化こそが、ものづくりから始まる日本再興にとって必要不可欠であります。
それぞれの地域ごとの歴史、文化、環境、強み、弱みを理解し合える関係を築くことで、更なる地域間交流を促し互いに発展しあえる関係を築かなければなりません。私たちは企業視察・地区大会の開催を通じて自己成長や親睦を深め、ものづくりに対する想いを分かち合うことで鉄鋼機械工業部会の会員間の関係を強化してまいります。また、私たちの想いを拡げていくために、部会員の拡大が必要であります。現在37名の部会員でありますが、より多くの仲間と集うことで更なる部会の発展へと寄与してまいります。部会員の関係の強化と、更なる仲間との高き志を一つにすることで、ものづくりから始まる日本再興へとつなげてまいります。
OBとの関係を強化しよう
私たちの活動において、OBの皆様との交流は当部会の特徴的な部分であります。青年会議所では40歳までの同世代との関わりの中で切磋琢磨していきますが、部会においては青年会議所をご卒業された全国各地多くの先輩諸兄と関係を築くことが可能です。全国各地でご活躍される先輩諸兄は私たち現役メンバーの手本であり、私たちは先輩諸兄を超えていかなければならない責務があるのです。その目指すべき先輩諸兄との交流、叱咤激励から様々な学びを得て自己成長へとつなげなければなりません。私たちはそれらを最大限に生かすことでものづくりから始まる日本再興へとつなげてまいります。
おわりに
私は、一般社団法人網走青年会議所(以下、網走JC)に2004年に入会いたしました。2013年に何気無く入会させていただいた鉄鋼機械工業部会ではありましたが、入会から2年後の2015年には北海道・東北地区大会を網走の地で開催していただき、多くの皆様にご参加いただきました。入会から2年で多くの仲間が私の郷へとお越しくださったのです。過去1980年に網走JCOBである故森昌吉先輩が第6代部会長として本部会で活動されておりました。私は入会するまでその事実を知る事はありませんでした。過去多くの先輩諸兄が全国各地で築いてこられた関係こそが、今の日本の豊かさへと貢献している事は間違いありません。2017年鉄鋼機械工業部会部会長としてその責任の重大さを理解し、歴史と伝統ある本部会を強く活気ある組織とし日本を支える自覚と誇りを胸に、多くの仲間と共に今まで味わったことの無い背伸びをしながら、北風のごとく1年間邁進してまいります。
〈鉄鋼・機械・加工業に関連するJCメンバーの皆様へ〉
まずはお気軽にお問い合わせください。産業の根幹であるものづくりに情熱を燃やす志し高きOB・現役会員がたくさんいます。この部会での出会いがJCライフをより充実したものにしてくれるでしょう。
オブザーバー参加大歓迎!です。
まずは行動してみませんか。
■2017年度基本方針
1.日本を支える自覚と誇りを育もう
2.部会員の関係を強化しよう
3.OBとの関係を強化しよう
■2017年度事業計画
1.総会の実施
2.企業視察の実施、地区大会の企画運営
3.部会員拡大のための企画・実施
4.業種別部会連絡会議との連携
月日 | 事業名称 | 場所 | 事業内容 |
1月20日(金) | 鉄人OB会懇親会 | 大 阪 | OB会主催事業 |
1月21日(土) | 通常総会 | 京 都 | 常任委員会 |
2016年度事業報告 | |||
2016年度決算報告の承認 | |||
2017年度事業方針案・事業計画 | |||
案・収支予算案・役員案の承認 | |||
2月17日(金) | 常任委員会 | 大 阪 | 常任委員会 |
3月24日(金) | 近畿地区大会 | 神戸 | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
5月19日(金) | 東海・北陸・信越地区大会 | 石川(予定) | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
6月16日(金) | 常任委員会 | 札幌 | 常任委員会 |
7月22日(土) ~23日(日) | ブース出展 | 横 浜 | (公社)日本青年会議所 サマーコンファレンス会場 |
7月28日(金) | 家族会 | 北海道 | 家族懇親会 |
9月15日(金) | 関東地区大会 秋季総会 | 関東 | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
11月17日(金) | 中国・四国・九州・沖縄地区大会 卒業式例会 | 四国(予定) | 視察・研修事業 |
常任委員会 | |||
卒業式 | |||
12月1日(金) | 常任委員会 | 東 京 | 新旧合同常任委員会 |
2017年度役員
部会長 | 石垣 直樹 | (一社)網走青年会議所 |
直前部会長 | 野満 泰介 | (一社)北九州青年会議所 |
顧問 | 神田 俊介 | (一社)東大阪青年会議所 |
監事 | 杉山 健 | (一社)浜名湖青年会議所 |
監事 | 郷田 和正 | (一社)北九州青年会議所 |
副部会長 | 山本 善継 | (一社)大阪青年会議所 |
副部会長 | 井上 泰輝 | (一社)鹿沼青年会議所 |
副部会長 | 田中 君枝 | (一社)ひたちなか青年会議所 |
副部会長 | 高橋 亨 | (公社)周南青年会議所 |
常任委員 | 奥田 雅保 | (一社)東大阪青年会議所 |
常任委員 | 徳原 安洋 | (一社)東大阪青年会議所 |
常任委員 | 国宗 敬弘 | (一社)東大阪青年会議所 |
常任委員 | 小林 仁久 | (一社)富岡青年会議所 |
常任委員 | 滝上 浩 | (一社)富岡青年会議所 |
常任委員 | 中川 隆資 | (一社)大阪青年会議所 |
常任委員 | 中島 治保 | (一社)浜名湖青年会議所 |
常任委員 | 西尾 啓示 | (一社)東大阪青年会議所 |
常任委員 | 平野 靖雄 | (一社)徳島青年会議所 |
常任委員 | 山本 浩巳 | (一社)東大阪青年会議所 |
運営専務 | 島田 秀樹 | (一社)東大阪青年会議所 |
副運営専務 | 中川 和憲 | (一社)東大阪青年会議所 |
財政委員 | 森井 紘文 | (一社)東大阪青年会議所 |
運営幹事 | 金子 英彦 | (一社)東大阪青年会議所 |
顧問 | 平田 武 | (公社)東京青年会議所OB |
顧問 | 肥田 彰吾 | (一社)美濃加茂青年会議所OB |
顧問 | 能勢 孝一 | (一社)大阪青年会議所OB |
顧問 | 梅山 好政 | (公社)周南青年会議所OB |
顧問 | 原田 英行 | (公社)東京青年会議所OB |
顧問 | 弘中 大久 | (公社)周南青年会議所OB |
顧問 | 大久保 龍司 | (公社)金沢青年会議所 |
2017年度事業アルバム
平成29年1月21日(土) 通常総会&新年懇親会 in 京都- (株)SUBARU
- 今治造船株式会社 丸亀工場